与板城跡

与板城跡

与板城は、上杉景勝の家老「直江兼続公」の居城でした。

西山丘陵のほぼ中央部に位置し、中越を一望に収め全山すべて自然に城郭の型をなし、さらに人工を加えた豪壮な山城です。ここで兼続は、直属の家臣団「与板衆」とともに越後の国づくりを進めました。

実城(本丸)は104mの山頂にあり、そこへ向かう道の途中には、賢妻として知られていた兼続の妻・お船の方にまつわる「おせん清水」の跡が今も残っています。

兼続が会津移封にあたり植樹した5本の杉のうちの1本だと伝えられる樹齢400年の「城の一本杉」など、往古を偲びながらの眺望は素晴らしい。

登山道も整備され、誰もが容易に登ることのできる遊歩散策の地でもあります。

よいたん

一緒に登ってみよう

与板城跡へ

与板城跡へは登山道が整備されています。大人の女性でも約20分で登ることができました。

1.道路からみた登り口
2.八坂神社からスタート♪
3.杖の貸出もあります
4.実城まで460m
5.自然たっぷり
6.堅堀
7.整備されている登山道
8.曲輪
9.おせん清水
10.門跡
11.鳥居みえました
12.看板
13.実城はすぐそこ
14.実城(本丸)
15.到着

城の一本杉

兼続公が会津移封にあたり植樹した5本の杉のうちの1本だと伝えられる樹齢400年の「城の一本杉」。

よいたん

400年も与板を見守ってくれてるんだね

おせん清水

お船の方が用いた清水(おせん清水)

看板に書かれていること

直江兼続公の夫人、おせんの方は三歳年上の姉さん女房でとても賢い女性でした。

兼続との間に一男二女の子供がおり、夫婦仲も非常によかったようです。上杉景勝の子で第二代米沢藩主である定勝の信頼も厚く、米沢では3000石もの領地をあたえられました。

おせんの方は、この清水でお茶をたてられたと伝えられており、「おせん清水」と呼ばれています。

よいたん

おせん清水の近くまで行くことはできません

堅堀

与板城堅堀画像

堅堀(たてぼり)

台地斜面や山の斜面に等高線と直角に掘られた空堀からぼり(水をいれていない堀)で、斜面を敵部隊が移動するのを妨害するためのもの。

曲輪

与板城曲輪画像

曲輪(くるわ)郭(くるわ)

城域を塀・土塁・堀などで囲った一区画。

門跡

与板城門跡画

門跡

実城(本丸)へ続く門の跡。

直江兼続公直筆書の碑

”望む所の事は信の一字なり”と書かれているよ

写真など

与板城跡音声案内

  • 与板城跡解説
  • 天地人ああ兼続
  • 風のたまゆら
よいたん

ボタンを押すと解説や音楽が流れるよ♪

おまけの音声

与板城跡は自然ゆたかでウグイスの声が聞こえます。

よいたん

5秒の動画ですが音声をお楽しみください

与板城へのアクセス

所在地〒940-2402 新潟県長岡市与板町与板乙835
アクセス・長岡駅大手口バス停12番線より与板バス乗車「上与板バス停」下車 与板城入り口まで徒歩10分
・関越自動車道長岡I.C.より車で20分
・北陸自動車道長岡北スマートICより車で約5分、中之島・見附ICより車で約15分